リスティング広告-広告グループとキーワードの分け方







リスティング広告-品質スコアと広告費を理解する

でも少し記載したように、リスティング広告が上位に表示されるためには、入札価格と品質スコアの2つが重要です。入札価格は、自身の事業予算次第てもあるので工夫に限りがありますが、品質スコアはリスティング広告の仕組みをおさえることで、有利になるように工夫ができます。

検索されるキーワードと広告文にずれがないようにする

高い品質スコアを獲得するために必要な要素の1つが

広告のクリック率の高さ(CTR)

です。

このクリック率を確保するためのシンプルな方法は、検索されるキーワードと広告文にずれがないようにすることです。

これは広告グループとキーワードの分け方によってできます。

例えば、北海道 ホテル予約とGoogleで検索したときに、沖縄旅行ツアーという広告が出てきたらクリックしたいとおもうでしょうか?沖縄のことも考えていたときとかぐらいしかクリックしません。

北海道に行こうとしているのに、沖縄旅行のことは後回しです。まずは北海道のホテル予約に関する広告をクリックします。このずれがない広告は、広告グループとキーワードの階層構造を理解していると簡単に整理することが出来ます。

キャンペン、広告グループ、広告・キーワードという階層構造の中で、重要なのか

広告文はグループ単位で設定される

ということです。このことがきちんと理解できればリスティング広告の設定が非常に楽になります。

例えば

広告グループ・広告文・キーワードの組み合わせ

広告グループ

北海道 ホテル

広告文
北海道のホテル予約はこちら

キーワード
北海道 ホテル
北海道 ホテル 格安
北海道 ホテル 予約

広告グループ

北海道 旅館

広告文
北海道の旅館予約はこちら

キーワード
北海道 旅館
北海道 旅館 格安
北海道 旅館 予約

広告グループ

札幌 ホテル

広告文
札幌のホテル予約はこちら

キーワード
札幌 ホテル
札幌 ホテル 格安
札幌 ホテル 予約

ホテル予約サイトを念頭に置いたグループ分けですが、北海道 ホテル というグループを作成した場合、そこには1つの広告分が対応します。

広告グループを分ける基準は、実際に検索されるキーワードを意識します。たとえば、北海道 ホテル という広告グループであれば、それに極めて近い組み合わせの検索キーワードを広告グループに設定します。

具体的には、

  • 北海道 ホテル
  • 北海道 ホテル 格安
  • 北海道 ホテル 予約

などといったよく検索されそうなキーワードを設定します。

一見、北海道 旅館 でも 北海道 ホテルでも北海道の宿泊施設を対象にしているという点で、似ていますが、検索するユーザーはホテル派の人と、旅館派の人がいて、検索のニーズも異なります。ホテル派の検索ユーザーと旅館派の検索ユーザーに、それぞれ異なるピンポイントで広告を表示する広告グループを作ることで、より広告のクリック率が高くなり、品質スコアが高くなります。

ですが、Google AdWordsの機能は非常に優れているので、キーワードの選定が非常に苦戦している場合は、ビッグキーワードで部分一致設定しておくと、誤字、送り仮名の間違い、類義語、関連性のある語句なども広告掲載対象となるので、困ったときは、ビッグキーワードで設定し後ほど実際の検索キーワードからキーワード選定していくのも一つです。

例えば、北海道 宿泊施設 とだけのキーワードと広告文を設定し、ホテルであっても、旅館であってもどちらの検索ユーザーにも対応できるようにします。

また、広告を管理していると、多くの人が1つの広告グループに沢山のキーワードを詰め込みたくなるそうです。

欲張りはいけません

たくさんのキーワードを入れると広告グループに設定した広告文と関係のないキーワードで広告が表示されたり、キーワードのローテーションから広告グループ内でキーワードの競合が起きてしまい、結果として品質スコアが下がってしまいます。

つまり、無駄な広告費を支払うはめになります。

もしキーワードを増やしたいなら、それに合わせて、グループ + 広告文 も増やしていくことが大切です。

これだけでもおさえておけば、ある程度高い品質スコアで広告を出稿することができます。

小さな計画を立て、小さくはじめて、大きな計画につなげる

リスティング広告の強みは、すぐに軌道修正ができるということです。

もし、自身がリスティング広告の出稿をはじめてするのであれば、最初から肩に力を入れ過ぎないことが重要です。個人であればともかく、会社としては新しい広告をスタートするということで、大きな計画を準備したくなります。

社内の予算の都合上などで無計画にスタートすることが許されないのであれば、まずは1~2ヶ月など(場合によっては2週間程度など)期間を決めて、数万円単位など、自身にとって少額の予算でテストを行う計画書を作ります。その計画に沿った結果で判断し、中長期での広告の設定を行う時間をもらうようにします。

事前に競合の調査などを行ったり、事業環境を調べたりしたところで、実際にはじめての広告サービスを利用すると、想定外の事態がよく起こります。その際に、大きく計画を作り過ぎたために軌道修正ができなくなると、事業としては大きな損失です。

本来、リスティング広告は小回りの効く運用が強みなので、事前の計画で力み過ぎて、強みを殺してしまわないように気をつけてください。

頻繁にアカウントをチェックすることの落とし穴

リスティング広告を運用していると、日々の広告費の減り方やコンバージョンの費用対効果などが心配で、ついつい毎日チェックをして一喜一憂してしまいがちです。

実際に、アカウントのチェックを頻繁に行うことは、常にリスティング広告の管理画面に触れるということ、日々の広告費やコンバージョンの動きを把握できることや、緊急時の対応で望ましいことが多いです。

ですが、頻繁にチェックしすぎることでありがちなリスクもあります。

たまたま売上が少なかった日の結果で、広告配信を中止してしまう

運用していると、特に理由もなく特定のキーワードや広告グループの費用対効果が極端に悪い日などが出てきます。そういったタイミングで、焦ってしまって広告を停めたり、入札価格を極端に下げたりという行為を繰り返しているうちに、本来売上に繋がるはずの広告も配信ストップしてしまう可能性もあります。

広告の配信を中止してしまったキーワードは、もしかしたらあと数日待てば、費用対効果の高い成果を出してくれるかもしれません。

  • 1ヶ月は我慢する
  • コンバージョンが発生しなくても1000クリックまでは我慢する

など、自身の基準をしっかりと決め、その場の感情に左右されて、広告のオン・オフを行わないようにしてください。

直近のコンバージョン数値は大きくぶれる

昨日1日のコンバージョン数や、過去一週間のコンバージョンが少ないからといって、結論を急ぐのは早計です。

リスティング広告-出稿前の準備

コンバージョンの仕組みを理解するでも説明しましたが、コンバージョンの数値は、コンバージョンを発生した人が広告をクリックした日に加算されます。そのためクリックした人が数日たってからコンバージョンに至った場合、遡って過去のコンバージョンが増えます。

業種や広告の出し方によるので、コンバージョン数の増減があり、一概にはいえませんが、大きな数値のブレは、コンテンツ連動型広告(ディスプレイネットワークキャンペーン)などで発生することが多いように感じます。

確実な広告の費用対効果を調べたい場合は、結果を焦らずに集計期間から1ヶ月たってから数値を見なおすことをおすすめします。
※デフォルト設定で・・・

こんな記事も読まれています